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なつみかんブログ
『少女まんがばかりみて育つと大人になったとき大変【前編】』
3回目のブログです。
前回の『橋本環奈になりたい』もぜひ。
最近、『りぼん』の付録で婚姻届がついて話題になっていた。
▲【結婚】テーマに連載されている黒崎みのり先生の『初×婚』のイラスト付き
いまの子は結婚や素敵な恋愛に対する関心や憧れが強いとのこと。
少女まんがを愛読するような子たちだから、『そうだろうなあ』とおもう。
少女マンガの世界の恋愛はいつも幸せいっぱいで、私も少女マンガのような恋に憧れる子供だった。
小学生3年か4年生ぐらいの時からだったと思う。少女まんがを見るようになったのは。
近所のお姉さんがたまたま家に持ってきた『りぼん』をみたとき身体中に雷が落ちたかのような衝撃をうけた。
▲まさに運命的な出逢いだった
正直、まんがの内容はあまり理解していなかったのだが、りぼんに載っている華やかな絵に目が釘付けになり、その時から
すっかり少女まんがの虜になったのだ。
▲気づけば『りぼん』『ちゃお』『なかよし』毎月ぜんぶ買っていた
最初は付録や絵が目的だったのだが、小学5年生ぐらいからは話の内容もちゃんと読むようになり、少女まんがのような『素敵な恋愛』はそりゃもう、選挙権と同じくらい等しく与えられるもので、素敵な恋愛をすることは
『女の子の義務』だと思っていたくらいだ。
さて、雲行きが怪しくなるのは中学生からだ。
制服を着る年になったら彼氏は自動的にできるものだと思っていたのだが、待てど暮らせど少女のまんがような恋が始まる気配は一向に来ないのだ。
朝、遅刻しそうになって慌ててパンをくわえて外にでたら曲がり角でイケメンとぶつかることもなけりゃ
普段は怖いクラスのヤンキーが雨のなか捨てられた子犬に傘を差し置いていく場面に出会うこともなく、ただただ普通にヤンキーは怖いままなのであった。
▲そもそも小心者だしコミュ障なので人とぶつかっても『あ、すみません(超小声)』で終わる。
しまいにゃ『勉強が分からない』という理由だけで不登校になった私は
オール1という成績と『行ける高校がないかもしれない』というドキドキだけで中学校生活を終えた。
ーではなく、先生たちの応援もあり、なんとか私は高校生になることができた。
高校生になった私は恋に対して実にポジティブだった。
『中学生では彼氏ができなかったけど、まあ実際お付き合いって高校生からだよね♪
漫画のなかのみんなも高校生だったし♪』
と思っていたのだ。
そう、今度こそ自動的に彼氏ができると思っていた。
しかしみなさま覚えているだろうか。
私は成績オール1だ。行ける高校なんて限られている。
結果、県内でも有名ないわゆる不良高校に、
ただの『脳内少女まんがお花畑女』が行くことになったのである。
しかも不良高校であることを入学式に行くまで知らなかったのだ。
入学式では髪をリーゼントにした子、金髪の子、前歯が溶けてる子、スウェットの保護者、学校の周りにいる暴走族の集まり、、、
まさに漫画でみた世界だった。
学校一の不良に強気な態度ででて
『はは、おもしろい女』なんて言われて
気に入られたり、
『なんなのあいつ!最低!』と
思っていた不良をいつの間にか好きになっていることも期待できただろう。
ー少女まんがなら、である。
だが私のいる空間は違った。
少女まんがじゃなかった。
完全に『クローズ』だった。
▲(上)少女まんがの不良。目黒あむ先生の『honey』(下)クローズ。サイトより拝借。
『りぼん』と『クローズ』じゃ世界観が違いすぎる
入学式で早々に悟った。恋愛どころじゃない。
この高校では少女まんがのような恋はおこらない。
おこるのは血で血を洗う抗争だけである、と。
人を見た目で判断してはいけない。
少女まんがの教訓である。
私は今まで少女まんがで何を学んだのか。
自分で自分が情けない、なんて思っていたが、
怖いもんは怖いので私は勉強に打ち込むほかなかった。
なぜなら少女まんがのような恋はクローズの世界では望めないからである。
その打ち込み具合たるや先生に
と、いわしめたほどだ。
私は中学のときを穴埋めするかのように勉強に打ち込み、無事に大学も合格し皆勤賞で高校を卒業した。
すべてはキャンパスライフにかけたのである。
つづく。
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