みなさんこんにちは!
美術館巡りが趣味!制作部のいっちーです♪
突然ですが、
日常の喧騒から離れて、静か〜な絵画の中にひたりたい時ってありますよね?
…私だけですか?(笑)
………きっと仲間がいると信じて!(笑)
今回は、
個人的に大好きな「静かな絵」を描く画家さんを3人ご紹介します(^ ^♪
まず1人目、
18世紀フランスの巨匠、ジャン・シメオン・シャルダン!
写真は、2012年に三菱一号館美術館で開催された
「シャルダン展ー静寂の巨匠」の画集です。
個人的な思い出ですが、
「シャルダンの絵がどうしても生で見たい!」と思い立った次の日、初めて東京に行きました。それも1人で。笑
活躍当時も超人気画家だったらしいので、それだけ人を惹きつけるパワーがあるのでしょう…
シャルダンの画面の中は、常に柔らかい光がただよっていて、
静かで穏やかな時間を感じさせます。
画面全体の色合いも、赤やピンクがワンポイントになっており、とてもキレイなのです!
そして2人目は!
19世紀に活躍したデンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ!
「北欧のフェルメール」とも呼ばれており、落ち着いた室内画が有名です。
中には「部屋、シンプルすぎ!!」「お姉さんこっち向いて?」と思う人もいるかもしれません。(写真のように、表情の見えない人物がよく描かれます)
ハマスホイの色彩は、白・黒・灰色を基調としたモノトーン調。
和気あいあいさとは無縁の世界です。
なんだか部屋に立ち入ることも、背を向けた女性に声をかけることも、
してはいけないような静かな雰囲気…。
でも、不思議と居心地の悪さはありません。ずっと見ていたい。
デンマーク人が大切にしている価値観、ヒュゲ(hygge:くつろいだ、心地よい雰囲気)がハマスホイの筆を伝わり、にじみ出ているのでしょうか…???
そしてラストは…
昭和を代表する日本画家、東山魁夷!!
東山先生の描く風景画は、静かで、どこまでも空気がすんでいます。
雪の降る森の絵を見ていると、本当に凍てつく冬の空気を感じるような、そんなすごい絵を描かれる方なのです…
でも、木を超リアルに写し描いてる、というわけでもなく、
デザインチックにデフォルメされた木々がびっしり並んでいたりして…それがまた神秘的なのです!
大きな作品を前にした時は、まるでマイナスイオンを浴びているような感覚でした(笑)
ぜひ美術館で見ていただきたい画家さんです!
いかがでしたでしょうか?
静かに1人、別世界にひたりたい時!
ぜひご紹介した巨匠たちの絵を見てみてください♪
それでは♪
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